クリエイターの男が事務職の人を見下し馬鹿にする、というネット記事を読んだ。
「出来ない男あるある」みたいなタイトルで出来ない男の特徴を体験談を交えていくつか紹介する記事だった。
曰く、
- 事務職なんて誰でもできる
- 事務職は売上を上げていない
だから事務職はクソ!らしい。
記事の締めは「そんなこと言うクリエイターろくなもん作ってなさそう」だったが私もそう思う。
根っこは繋がっている
突き詰めれば、クリエイターと事務職の根っこの部分は繋がっている。
事務処理のスピードを上げるためにはどのように仕事を進めれば現状より処理速度を上げられるか方法を考えなければならないし、今より効率化したい場合にもやっぱり頭を使って方法を考えなければいけない。
誰かがハッピーになる物事をクリエイトするのがクリエイターだとすれば、やっぱり事務職だって立派なクリエイターだし立派な職業だ。
言ってしまえばこの世に存在する職業でクリエイター要素を含まない仕事はないと私は考える。
おわり
「0から1を生み出すことができる人間だけをクリエイターと呼ぶ」という考えがあるのは認めるし、そういう拘りがあってもそれはそれで良いと思う。
ただ、そんな凝り固まった発想しか出来ないクリエイターが新たなムーブメントを作ったり、人に感動を与える作品を生み出すことは稀だと思うし、僕は柔軟な発想のできるクリエイターでありたい。